鬼平尾台の伝承と昔話
 
平尾台上には様々な昔話、伝説があります。
人の少ない地域でしたのに、いろいろな話が残っているのは不思議な事です。

以下のような昔話、伝説があります
■平尾台
 ・虚無僧穴伝説、大雪の日に竪穴に落ちた虚無僧の悲恋話(様々なパターン有)
 ・塔ヶ峯城落城と裏切り者と大ヒル
 ・苅田から飛んで来たご神体(鏡)
 ・天狗岩伝説
 ・えのはの淵の龍

青龍窟
 ・景行天皇の土蜘蛛退治伝説
 ・豊玉姫伝説
 ・賽樹坊越後の行方不明の話
 ・天岩戸伝説(唐戸岩伝説)

番外編
 ・飛んで来た尻尾(井手浦・尻振り祭り)

平家の落人と虚無僧穴を結び付けた話をネット上で見掛けたのですが出典が不明です。
話としては面白いのですが、様々な古い歴史の資料の中に、平尾台の人々と平家を結び付ける物は見た事ありません。
昭和の戦後以降に創作されたのではないかと思われます。
昔の平尾台の人々自身が、自分たちの由来をそう言っていなかったからです。
壱岐が付く名前が多く、壱岐からやって来たと言われていました。
「七石」と言う場所が昔ありました、人名にすれば壱岐と福岡にしかいらっしゃらないそうです。

近代の話
小説
 ・日本八景 火野葦平(開発か保護かにゆれる平尾台が舞台のドタバタ?劇)

絵本
 ・地と大地と天空 作:和田我夢 平尾台自然の郷オープン五周年を記念、物販、キッズコーナーにあります。

昔話
「平尾台の鬼」
昔から語られていた話なのか、創作されたものか不明です。
福岡県・北九州・小倉南区の昔話によく掲載されるものです。
この昔話も短くカットされたものを見掛けるようになりました。

「平尾台傳説 青龍窟の鬼」
当時、地元の人に聞き取ったものだと思われます。
未発表作品だと思われます。
面白いのはこのパターン(神より夜明け前までの悪者への難題、神様が悪者をだまし、課題を残して逃げて行く)の話は、大分県でよく語られているものです。
それが北九州で語られていると言うのは興味深い事です。
平尾台が英彦山や求菩提山の山伏の宿泊地、修行の場だったので話も一緒に移動して来たからかもしれません。

「鬼と羊岩」
平尾台の昔話の紙芝居2作を作成した時に、もっと平尾台色を出した話をつくりたいと作成したものです。
挿絵は時間がなく慌てて描いたものです。
単なるトンチくらべの昔話にしてしまえば、短編になると思います。(笑)

いつか「平尾台の昔話」と言う本が出ればいいな、と思っています。


   作品名   作者  説明 
 原作.pdf  平尾台の鬼  加来宣幸 福岡の昔話でよく掲載されているお話です。 
 絵本.pdf
 原作.pdf  平尾台傳説 青龍窟の鬼  溝口耕平   苅田町の稲光の地蔵伝説とそっくりで、興味深いです。
昭和25年に書かれた原稿を起してみました。
 絵本.pdf
 イラスト有.pdf  鬼と羊岩 平尾 台地郎 平尾台のガイドが書いた、色々と平尾台の歴史がわかる欲張りな話。

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